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【来店につなげるならコレ!】インバウンドプロモーションは広告よりインフルエンサーが効果的な理由と事例3選
2025.04.21| タグ: SNSマーケティング, インバウンド, インバウンド事例, インフルエンサー活用, プロモーション, プロモーション戦略, 地方プロモーション, 来店促進, 訪日観光客
インバウンドで「ファンを増やしたい」なら、広告とインフルエンサー、どちらが最適?
訪日外国人観光客を呼び込みたい飲食店や観光施設にとって、広告か、インフルエンサー施策か――どちらに力を入れるべきかは悩ましい問題です。
答えから言えば、“ファンを作り、来店につなげたい”なら、インフルエンサー施策が圧倒的に理にかなっています。
もちろん、広告にも強みはあります。そこでまずは2つの手法の違いを比較し、人気観光地の実例から「本当に効果のある施策」を探っていきましょう。
比較:広告とインフルエンサー
【事例①】京都府|“静かに楽しむ京都”で好感度UP
インフルエンサー活用:
中国やタイのSNSで人気の旅系インフルエンサーが、「朝の祇園」「混雑を避ける裏ルート」を紹介。
“マナーを守って楽しむ京都”が自然に伝わり、「私も行きたい!」という声が多数。
広告活用:
Instagram広告でマナー啓発。一定の効果は出たが、感情には訴えづらい印象。
結論:共感を呼び、リピーターを生むには動画×インフルエンサーが効果的。
【事例②】沖縄県|青の洞窟体験がSNSで話題に
インフルエンサー活用:
台湾や韓国のYouTuberが「青の洞窟での感動体験」を映像で発信。
リアルな驚きと感動が視聴者を引き込み、「予約しました!」というコメント多数。
広告活用:
予約タイミングに合わせて広告配信し、直接予約には一定の効果。
結論:「行きたい」と思わせる導入にはインフルエンサーが不可欠。
【事例③】北海道・ニセコ|高付加価値体験で富裕層に響く
インフルエンサー活用:
欧米のスキー系インフルエンサーが「ニセコの雪×食×温泉」を動画で紹介。
「次の冬はニセコに行く」とコメントが続出し、ラグジュアリー層に強く刺さった。
広告活用:
高所得層向けに限定パッケージを訴求。比較的クリック率は高いが、滞在時間や来店にはつながりにくい。
結論:富裕層の“心を動かす”には、共感力の高い映像コンテンツが強い。
なぜ、インフルエンサー配信が「来店」に強いのか?
広告が「一方通行の情報」だとすれば、インフルエンサーは「信頼できる知人の紹介」のような存在です。
- 推しが訪れた場所だから行きたい
- 自分も同じ体験をしてみたい
- コメント欄で他の旅行者とつながれる
こうした共感・憧れ・コミュニティ形成が、ファン化・来店につながる最大の理由です。
結論|来店を目的とするなら、インフルエンサー施策が最優先
もちろん、広告は「認知拡大」や「キャンペーン誘導」などでは力を発揮します。
ですが、来店につなげたい、ファンを増やしたい、口コミで広めたいのであれば、インフルエンサー施策を中心にすべきです。
特に外国人観光客は、「SNSで見た体験」が旅行先選びに直結します。
動画×共感=最強のプロモーション。いま最も理にかなった施策です。
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