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世界からみる「鬼滅の刃」

2020.11.13|

鬼滅の刃は2016年に週刊少年ジャンプで連載開始され、単行本の発行部数は累計で1億部を突破。
10月に公開されたアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は公開3日間で観客動員数が342万人、
興行収入46億円と史上最高を記録しました。日本では社会現象となっており、
コンビニや食品メーカーなどで多くの鬼滅の刃タイアップ企画が見られるようになりました。

台湾でも鬼滅の刃はブームとなっており、鬼滅の刃は日本語吹替版が10月30日に台湾全土で封切され、
11月6日には中国語吹替版とIMAX版が公開された。IMAX版は9館で上映中です。
そして、台湾で公開された日本のアニメ映画として史上最高興行収入を記録することになりました。
台湾での鬼滅の刃の興行収入は映画公開開始からわずか10日で2億7500万台湾元、日本円で約9億8300万円を記録しました。
ちなみに2016年に公開された「君の名は。」の興行収入は2億5000万元(約9億800万円)と大きく記録を塗り替えました。

台湾以外にも鬼滅の刃ブームは広がっています。コミックにおいては海外で14の言語に翻訳され、33の国と地域で販売されており、
テレビアニメでもアメリカ、中国、台湾を中心にインド、ヨーロッパ各地で放送されています。
アニメの評価も高く、世界的に有名な映画・アニメ・ドラマ評価サイトIMDbで8.8点というかなり高評価ポイントを獲得しています。
この数字は2019年公開の人気アニメ映画「天気の子」で7.6の評価、世界的人気アニメの「アナと雪の女王2」が6.9という評価だったので、
鬼滅の刃の評価が高評価なのが伺えます。
今後は台湾以外にも劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が順次公開され、世界的なブームになっていくことが予測できます。

一過性のブームで終わらせないために

これまでにヒットした日本のアニメ映画でも実際に登場したロケ地へ出向く、
いわゆる「聖地巡礼」がインバウンド観光の新たなブームとなりました。
そのきっかけとなったのが、空前の大ヒットとなった新海誠監督作品のアニメ映画『君の名は。』です。
ロケ地の舞台である岐阜県の飛騨高山には多くの訪日外国人が訪れました。
長野県の諏訪湖も糸守湖のモデルといわれており、その他には 飛騨古川駅、気多若宮神社、飛騨市図書館、須賀神社など
実在する場所も『君の名は。』では数多く、国内外の観光客から聖地巡礼ツアーも人気となっていました。

他にも日本のアニメ映画を代表するジブリ作品でも、舞台となったとれている場所が日本中に存在しており、
多くの観光客がジブリの世界観を体験しに訪れています。
例えば、千と千尋の神隠しの舞台とされている群馬県にある四万温泉・積善館でも、千と千尋の神隠しに登場する「油屋」にそっくりと言われており、
世界中から観光客が訪れるようになりました。
また、天空の城ラピュタの世界観にそっくりだといわれている場所が和歌山県にある「友ヶ島」にあります。
無人島である沖ノ島には、かつて戦争時に使われていた要塞跡が廃墟として残されており、
廃墟と自然が融合した場所は、まるでラピュタの映画に出てきそうな世界観だということで注目を集めています。
そして、世界遺産でもある「屋久島」も太古からの自然と様々な動植物が生息する森林として、
ジブリ映画に出てくる森のイメージを作り上げたと言われており、宮崎駿監督が何度も足を運んでいるといったことから、
「もののけ姫」の舞台として話題となりました。

こうした、「聖地巡礼」で実際に登場した場所へ出向くことが、今後の観光の活性化に繋がると予測されます。

そして、鬼滅の刃に登場する無限城のモデルとして注目されているのが、福島県会津の会津芦ノ牧温泉 大川荘です。
無限城とは鬼滅の刃26話の「新たなる任務」に登場した場所で、宿敵である「鬼舞辻無残(きむつじむざん)」の本拠地とされています。
鬼には各個に発現する異能の力として血気術という能力があります。
鬼舞辻の手下である鬼の鳴女(なきめ)の血気術で造られた無限城は迷路のように入り組んでおり、そこには琵琶を弾き侵入者の退路を阻む不思議な城です。
その迷路のような入り組んだ空間と独特の雰囲気が鬼滅の刃に登場する無限城を想像させるとして、鬼滅の刃ファンに人気となっています。

また、作者の吾峠呼世晴先生が福岡出身ということもあり、太宰府駅からバスで10分位の場所にある、
「宝満宮竈門(ほうまんぐうかまど)神社」も人気となっていてます。その理由は神社の名前に「竈門」と入っていることから、
炭治郎や禰豆子の苗字の由来になったのでは?とファンの間で話題となりました。
また、宝満宮竈門神社に並んでいる絵馬には『鬼滅の刃』のイラストが描かれたものが多く、日本全国からファンが訪れたことがわかります。

そして、『鬼滅の刃』ファンの間で話題となっているのが、栃木県にある「あしかがフラワーパーク」です。
作品の中では藤の花が鬼が嫌うものとうことで知られており、
実際に炭治郎が鬼殺隊に入隊する前に受けた最終選抜が行われた藤襲山にも、
季節外れにもかかわらず藤の花がたくさん咲き乱が描かれていました。
そして、その藤襲山そっくりの光景が楽しめる聖地としてファンに注目されているのが
「あしかがフラワーパーク」です。
藤の花を模した紫色の美しいライトアップ写真がSNSで広がり話題を集めています。

他にも作品で浅草なども実際に描かれており、情緒残る浅草を訪れるとその世界観を求めて、
訪日外国人が押し寄せてくる可能性もあります。作中に描かれているようなうどん屋さんなどを
再現することで、観光名所になることあるかもしれません。

こうした誠地巡礼などのの流行を押さえ、需要が見込める場所での観光ガイドや店舗経営など
SNS上での発信が今後のインバウンドに可能性が秘められていると感じます。

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