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【2024年4月訪日外客数について】2019年同月比4%増!中国が急増で台湾を抜き2位に。1位は前月に続き韓国も人数は減少傾向。

2024.05.16

日本政府観光局(JNTO)が発表した報道リリースによると、2024年4月の訪日外客数は、3,042,900人で、前年同月比では56.1%増、2019年同月比では4.0%増となりました。
春の桜シーズンによる訪日需要の高まりと、東南アジアや中東地域を中心にイスラム教の断食明けに合わせて海外旅行需要が増加したことが、2か月連続で300万人を突破する要因となりました。
なお、4月までの累計は11,601,200人となり、1,000万人を超えました。
このままのペースでいくと2024年は3,000万人を超えることが見込まれます。
中国、香港、台湾、韓国の東アジア圏に加え、米国やタイなどが訪日外客数の増加に寄与しています。

 

訪日外客数の増加で、特に訪日数が多い国と増加の要因は以下の通りです。※()内は訪日外客数

韓国(66万1200人)
地方路線の増便や春の花見シーズンによる需要の高まりもあり、4月としては過去最高の訪日数となりました。ただし、前月からは減少しています。

中国(53万3600人)
中国側の規制緩和や航空路線の増便が回復を後押しし、前月から8万人以上増加しています。台湾からの訪日客数を上回り、韓国についで2位となっています。前月比では18%、前年同月比では392%と爆発的な回復をみせています。

台湾(45万9700人)
親近感のある文化的なつながりが訪日を促進しており、先月から微減はするも依然として40万人以上の訪日数を維持しています。

アメリカ(22万8900人)
直行便の増加や円安効果による好調な動向が続いています。日本の伝統文化や観光名所への興味関心が高まっていることも要因の一つだと考えられます。

香港(18万4500人)
地方路線の増加などが好調の要因で、那覇港などにクルーズ船の寄港もありました。

タイ(14万2500人)
前月から微増しています。直行便数の増加やソンクラン(タイの旧正月)などがいい影響を与えました。

 

前月に引き続き300万人を突破しており、好調なインバウンド業界。
各国の訪日数の推移に変化が出始めています。
どこの国をメインターゲットにしていくべきなのか。
現状、韓国や台湾、欧米豪を狙っている企業や自治体が多いですが、4月の数字を見るとランキングでは上位をキープしていても、訪日数自体は減少に転じている国もあります。
逆に中国は落ち目になったと認識されている方も多いですが、4月では訪日数で2位にまで躍進し、急回復を見せ始めました。
さらに訪日数では2位であるものの、延べ宿泊者数に関しては2024年2月に1位となって以降、3月、4月と3か月連続で1位となっており、インバウンド戦略において再び無視できない国となってきています。
インバウンドのご担当者様は、これから夏休みにかけての動きを注視しつつ、過去の状況も振り返りながら、来年どこの国をターゲットとするのか、どのようなアプローチをおこなうのかといった戦略を今からしっかりと考え練っていく必要があるでしょう。

 

(武内 大)

 

 

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